まずは安静にして気持ちを落ち着ける

陣痛かもしれないと思うと不安や緊張、ストレスを感じてしまい、お腹の張りや痛みが強くなることがあります。まずは気持ちを落ち着けましょう。気持ちが落ち着くと冷静に今の状態を判断しやすくなります。深呼吸する、椅子に座る、ソファに横になる、好きな音楽をかけるなどして、リラックスすることを心がけましょう。単なるお腹の張りなら少し休めばおさまり、本当の陣痛なら断続的な痛み・張りを感じるようになります。

張り・痛みの間隔を測る

一定時間だけ張り・痛みが発生する前駆陣痛とは異なり、本格的な陣痛は定期的に張り・痛みが訪れます。間隔はだんだん短くなり、1時間に6回以上（10分おき）に張り・痛みを感じるようになったら病院に連絡や相談するのが一般的です。予定日近くに腹部の張り・痛みを感じたら、時計やスマホアプリなどで痛みと痛みの間隔を測ってみましょう。時間がバラバラであったり、計測している間に痛みがおさまったりしたらしばらく様子を見ます。

病院に相談する

陣痛かどうか自分で判断できないときは、通院している刈谷市の病院に相談してみましょう。痛みの度合いや間隔を伝えることで、「痛みの間隔が10分置きになったら連絡をください」「準備をして病院に来てください」など、現在の状態から適切な対応を指示してもらえます。いきなり病院に駆け込んでも、陣痛が始まっていないと帰される可能性があります。電話で相談するのがおすすめです。

家族に連絡を取る

そばにパートナーがいない場合、陣痛が始まったことを伝えておきます。上のお子様の託児を依頼している際は、預け先にも連絡を入れておきましょう。

シャワーを浴びる

産後は体力が落ちているうえ、会陰切開の傷などに細菌が入るおそれがあることから、しばらく入浴することができません。今のうちにシャワーで汗を流しておきましょう。ただし、破水しているときは細菌感染のリスクが高まるため、シャワーもNGです。

軽食をとる

陣痛が強くなってくると、痛みで食事が取れなくなることがあります。お産を乗り切るには体力が必要です。痛みが強くならないうちに、軽食を取っておくのがおすすめです。

入院準備をチェックする

妊娠後期になったら、いつお産を迎えてもいいように入院のための荷物をまとめておきます。陣痛が始まったら、準備しておいた荷物に入れ忘れがないかチェックしましょう。一人で病院に行く場合、後から家族に荷物を持ってきてもらえるよう、目に付きやすい場所に置いておくと安心です。

刈谷市のG&Oレディスクリニックでは、妊産婦さんが安心して分娩に臨めるよう、初診から産後に至るまで、丁寧なサポートを実施いたします。