初回健診

初回は妊娠判定が行われます。尿検査やエコーによる超音波検査などが主な内容です。超音波検査では、胎児が入っている胎嚢という袋を画像で確認できます。状態によって変動しますが、健診の間隔は1～2週間程度です。

妊娠初期～23週

基本検査をはじめ、貧血検査、B型肝炎・C型肝炎・梅毒などの感染症検査、子宮頸がん検診なども行われます。頻度は4週間に1回です。

妊娠中期～35週

妊娠中期になると胎児の表情がわかるようになります。3Dエコーで立体的な胎児を見ることができ、4Dエコーでは動画を見られます。2週間に1回のペースで健診があるので、何か異変があってもすぐに対応できます。

妊娠後期～出産まで

臨月なのでいつ生まれても不思議ではなく、1週間に1回のペースで健診があります。出産の準備に向けて、羊水量や胎盤の位置なども確認します。

刈谷市で安全かつ満足のいくお産を目指す場合、産科できちんと定期健診を受けて、赤ちゃんとお母さんの状態を常に把握することは重要なのです。

妊婦健診には助成制度がある！

妊婦健診は健康保険が使えず自費扱いです。しかし、平均で14回ほどの健診が必要になるため、自費だと負担が大きいです。そこで自治体ごとに助成制度が設けられています。

この助成制度では、妊婦健診費用の一部を公費で負担するために補助券が交付されます。自治体によって補助券の形式や呼び名には違いがあり、刈谷市だと妊婦健康診査受診票が該当します。また、助成される金額も自治体ごとで異なります。母子健康手帳と一緒に交付されるので、妊娠しているかどうかを判定するための検査には使用できません。

形式ごとの利用方法

補助券方式の場合、券面に補助額が記載されています。妊婦健診の際は補助券を持参して、刈谷市のレディースクリニックなどで検査を受けます。受診券方式は、各回の検査項目が記載された受診券を医療機関に持参し、検査を受けます。券は何枚もあるので、どの券を使えばよいか迷ったときは医療機関に確認してください。

気をつけたいポイント

里帰り出産をする場合や他の市町村に引っ越す場合、補助券や受診券は使用できなくなります。引っ越し先や里帰り先の市町村役場または保健センターで、新たに発行してもらいましょう。また、補助券や受診券は原則、紛失しても再発行してもらえないケースが多いです。そのため、紛失しないよう大切に保管しておくことをおすすめします。

刈谷市のG&Oレディスクリニックでは妊婦健診を行っております。刈谷市でレディースクリニックをお探しの際は、お気軽にお問い合わせください。